「怖い話」歩道橋の英雄 塾帰りの出来事


 

 

僕が中学の時の話。

 

その日塾に行こうと、駅から直通の歩道橋に向かって歩いていました。

歩道橋につくと、なにやら中間点で、年配の男性が歩道橋と平行に立っていました。

まだ夕方で、今思うと会社等が終わる時間ではなかったけれど、人通りは結構多く、みんなその男性を避けて、道の半分をとおらねばならないので、その時は、なんとも迷惑な人がいるなと思っただけでした。

 

しかし、近づいてみると、男性が何をしているかわかり驚愕しました。

湯気が立っていました。僕の目の前の人は、露骨に嫌そうに、その年配男性を避けていました。

その年配男性は立ちションをしていました。まだ明るいのにです。人通りの多い歩道橋で、ですよ。

 

僕は、この出来事を体験する少し前に、洋画を少しかじっていたので、彼に尊敬をこめて、社会から逸脱するという意味で、「ダーティハリー」という称号を心の中で付けました。

今思えば、はみ出し刑事でもよかったな。

 

 

面白くないし、色々失礼ですけれど、これ実話です。

 

 

 

 

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