「遊戯王」異次元遅延カイトロイド 時たまカウンター

 

こんにちはRAIMEIです。今回は遅延系デッキをご紹介します。

最近のリンクスは、展開力や破壊力が高いデッキばかりで、耐久して戦うようなデッキや、バーン系のデッキが、僕が始めた2018年の頃よりも、かなり減少、且つ弱体化しました。

リンクスはカジュアルゲーと言うことで、運営が、そういったコントロールデッキやバーンデッキを、スキルナーフ等により、冷遇してきた結果ですね。

その意図は解るのですが、増刷でドレインシールドを増やしたり、バーンカードを連発して相手ライフを削りきれるのが、OCGにはないリンクスの醍醐味の一つだったので、やはりまったくなくなってしまうのは、さびしいし、なによりどのデッキも破壊&特殊召喚ではゲームの戦略の幅が狭まってしまうと思います。

というわけで、どうにかそれなりにランクマ等でも食らいつける遅延系デッキを作りたいと思い、今回のデッキを作りました。しかしあまりランクマもやる時間もないので、あくまで強さは未知数ですが。

1.コンセプト

異次元からの埋葬とカイトロイドでひたすら防御する、在りし日の遅延ダークを参考にしたデッキ。つまり今回の主眼は、罠に頼らない防御の構築にあります。

遅延系デッキは罠で相手を妨害しますが、インフレが進んだ結果、汎用罠頼りですとパリンパリン割られて、速攻で負けます。

そうするとクリボール・カイトロイド・ベイル等の手札誘発やステゴサイバー等の墓地発動カードの出番ですが、これら誘発は防がれにくいだけで、決してアドバンテージに結びつかない、と言うより基本的にはアド損ですので、ただ耐えているだけではじり貧になります。

そこで、カイトロイド等を何回も発動でき、アドバンテージを損失しにくいカードとして、「異次元からの埋葬」を組み合わせます。

このカードは、2010年くらいのOCGで活躍した遅延ダークのキーカードで、その当時も墓地から除外して攻撃を無効化するネクロガードナーとセットで相手の猛攻をしのいでいました。今回はあのころのOCGよりもインフレが進んだデュエルリンクスで、その再現をしようと言うわけです。

除外されているカードを合計3枚まで墓地に戻すカード。墓地から除外することで効果を発動するカードと組み合わせると、絶大なアドバンテージを得る。

合計2回攻撃を防げる手札誘発能力を持つ。ロイドサポートを受けることができ、クリッター等でサーチしやすい所も強い。今回は異次元からの埋葬で除外されたこのカードを墓地に戻して再度攻撃を防ぐ。

相手モンスターの攻撃時に、ライフを1000払い墓地から蘇生。その戦闘ダメージを0にする(この時ステゴ自体は攻撃対象にされないので、実質2回攻撃を防げる)。一度発動すると除外されてしまう。このカードも墓地に戻せば、再度効果発動が可能。

2.デッキと解説

2ー1.デッキ

2-2.解説

①埋葬カイトコンボで大量展開による相手の猛攻をしのいだら、全体除去で切り返していく。

はじめは、クリッターなどによって、カイトロイドを手札に加えていきます。しかしいくら、カイトロイド等を異次元からの埋葬で戻しても、防いでいるだけでは、いつかは手札が無くなり負けます。

ですから、しっかりと遅延したら、こんどはしっかりと相手のカードを除去していく必要があります。そこで活躍するのが、強力な全体除去カードです。

手札1枚をコストに相手の表側モンスターを全破壊。原作ではマリクに洗脳された城之内君が発動した。その時の効果はOCGにおけるサンダーボルトと同じものだった。

相手のモンスターゾーンが埋まっている時、相手モンスターを全て破壊する。OCGではモンスターゾーンが5カ所あるので、あまり発動機会はないが、リンクスでは、3カ所なので発動機会は意外に多い。

一見すると、ライトニングボルテックスの下位互換のように思われるが、手札コストがなく、裏側も破壊できる等、リンクスにおいては隠れた強力カードといえるかもしれない。

モンスターが4体以上の時に、表側のモンスターを全て破壊。罠なので、破壊されやすい欠点はあるが、言うまでもなくこれ1枚を伏せておくだけで、相手の大量展開をシャットアウトできる可能性もあるかなりの強力カード。

②攻守を両立したカードで隙を見て攻める。

勝ち筋として、相手のデッキ切れがありますが、それだけだと、察しのいい相手の場合、上手くデッキ枚数を調整されて負けてしまうこともあり得ます。そこで、隙があれば殴れるようにしておく必要があります。

また同時に、いくら手札誘発が強くてもそれだけで、全ての攻撃を防御できるわけでなく、デッキのカード全体に高い防御力が必要なので、その点を考慮してブロッカー兼アタッカーとなるカードを採用、むしろ積極的に攻撃していき、後述するスキル等と絡めて、相手の選択肢を狭めていきます。

破壊されると同名カードか、霊獣を呼び出せる。遅延デッキでは高い採用率を誇る。あと可愛い。

ウィンダにより特殊召喚。攻撃力2600で攻撃時に効果を受けない。

ウィンダにより特殊召喚。守備力2800で、効果破壊されない。

2-3.スキル

「最後の作戦」により、墓地のヴォルカニック・カウンターを置き、相手に予想外のダメージを与える手段を作り、相手の行動を制限します。

ヴォルカニック・カウンターも墓地から除外することで発動するカードなので、このデッキとの相性はいいです。

ダメージを受けることが、予想外の一撃を生み出すことになり、また黄金の天道虫の回復との兼ね合わせも考えなければならないので、駆け引きが生まれるというところを狙っています。カウンターの心理的側面に着目しました。

 

墓地に他の炎属性が存在する時に、このカードを除外して、受けた戦闘ダメージの半分を与える(OCGでは同値)。GXの覇王編の主人公であるオブライエンはこのカードの効果で、覇王十代相手に、相打ちに持ち込み、十代の心を取り戻した。

注意点として、アニメとは違い、自分のライフが0になった場合は発動できないこと。また強制発動でありどんなに低いダメージでも発動してしまうばかりか、墓地の発動条件がそろっていなくても、除外され不発になってしまう。おそらく任意効果では強すぎるとの判断から、このような調整がなされているのであろう。

リンクスの遅延デッキおなじみの、手札にいるだけでライフが回復する金満天道虫。

回復は弱いと思われがちだが、リンクスではライフ減少が発動条件のスキルが存在するため、それらスキルがナーフされるまでは、環境カードであり、ランクマではこのカードを手札から見せられただけで、サレンダーする人もいたとか、いないかったとか。

このデッキでは、上記スキルを発動した後にライフを回復することが出来るので、採用している。また、遅延にさえ成功すれば、複数ターン手札に保持できるので、なまじの手札誘発カードをしのぐダメージケアになる。回復した後に、手札コストにすることもできる。

3.おわりに

この項目、基本的に特段書くことがありません。しかしなぜか設けたくなります。しいて言うなら、GX覇王編のオブライエンが格好いいのでぜひ見てみてください。

今回は以上になります。見ていただいてありがとうございます。ではまたー

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です