早速ためていた次の記事も掲載します。今回はマインドマップについてです。次回の記事で、マインドマップを用いた読書感想の例を掲載します。
1.マインドマップとは?・その利点
トニー・ブザンさんが開発した、新しいノートの取り方です。通常のノートに横書きで書くやり方ではなく、
脳の仕組みに沿ったノートの作り方をすることで、効率的な記憶&クリエイティブな発想、を生み出す効果があると言われています。
マインドマップは、イメージを重視した方法であるとのことです。
怪しいと感じる人もいると思いますが、わりと普通に有効性が認められている方法ですかね?意識高い系の大学生やビジネスマンが使っているイメージです。
(例:引っ張って来ても許してくれそうなものをネットで拾ってきました。指摘されたら、消します。親切な方許して-)
2.マインドマップの書き方
①白い用紙を横向きにして使う・
②大体中央にテーマを書く(上とか一方に寄せる場合もある)。
③メインブランチというテーマから伸びる太い線をかいて、それぞれに分類を書く。
④それぞれのメインブランチから、サブブランチという細い線を伸ばし、そこに、分類ごとの、具体的な内容を記述する。
⑤関連がありそうなものは、矢印でつなげる。
3.マインドマップのルール
①テーマは一つ。(例、一冊の本の内容や、ある時代の歴史とか)
②メインブランチ(太い線でかく分類)は多くても7種類まで。少ない方が見やすい。
③サブブランチ(細い線でかくサブ分類)は多くて良い
③イメージを大切にする。
④よって色を多く使う。とくにメインブランチごとに色分けをする。
⑤イラストも出来るだけ使う。誰にも見せないならへたでOK。
⑥線は曲線で書く。
⑦単語は短く書く。
4.マインドマップの有効性の根拠
(注意、これはRAIMEIが、超あやふやな根拠で書いています。僕は専門家じゃないし、これを書いている今は、なんとなく調べるのめんどいです。詳しくは、自分で調べてください)。
マインドマップの有効性は、脳がどの様に物事を記憶し、考えているかと言うことを、調べてみると、なんとなく納得出来ます。
一言でいうと、脳の記憶と思考とはマジカルバナナです。
バナナと言った黄色
→黄色と言ったらレモン
→バナナといったらレモン?
これが脳の仕組みです。
脳内の細胞ニューロン同士が、軸索により結合(シナプス結合)した、ニューラルネットワークで構成されており、これによりさまざまな、情報を結びつけて、処理しているのです。
この仕組みを人間は使っているので、間違った関係を構築してしまう可能性もあります。たとえばですが、以下のような例です。
雨乞い踊りをすると
→神様が願いを聞いてくれて
→雨が降る。
ようするに、人は物を考えるときには、空間と関係性がとても重要なのです。
ですから、それを書きにくい横書きのノートは、記憶しづらいのです。
・もう少し、深い考察
たとえば、頭の中にリンゴと言う概念がありますね。
リンゴと聞いて、貴方がそれをなんとなく、把握できているとしたら、それが概念です。
リンゴと言う概念は、甘いとか、赤いとか、丸い、甘い臭いとか、という情報の束なのですが、それを私たちが把握できる原因は、脳ではなく、五感でリンゴか、またはそのまがい物に触れた経験からです。
私たちは、現実の見る・味わう等の、5感でリンゴをとらえて、それによりリンゴと言う概念を頭の中に作ります。
そして、貴方が、それを思い浮かべるとき、おぼろげながら、リンゴのイメージが浮かんできたはずです。
人は、論理で思考すると同時に、五感で得られた感覚記憶やイメージ・感情で思考しているのです。論理的思考が大脳の前頭葉・前頭前野で行われるのにたいして、イメージや感情はどちらかと言うと小脳等に繋がっています。
ですから、イメージ・感情・五感を大切にすることで、より小脳と大脳を連携させて、脳を使うことが出来き、それによりスペックも飛躍的に上昇するということです。
5.独自の改良点?
①着眼点
マインドマップでは、自由な関係・発想を構築するために、あえて、メインブランチの関係性を固定していないようですが、この関係性を固定し、繰り返し用いて自分の深層心理に叩き込むことで、自分の思考法に一定の型をつくることができます。
この型は、発想法としては制限が加わりますが、記憶の整理術としては、関係性の型が固定なので、定着(つまり記名・想起)しやすい利点があります。
これはラノベの魔法の術式のようなものです。つまり、呪文の型を深層心理に定着させることで、無詠唱でそれを行うことができて、
「ばかな、無詠唱だと! 魔法の詠唱に凡俗で30秒、この魔王でも3秒はようするというのに! 貴様は一体・・・・」
などということも可能になるかもしれないわけです。
家庭的なイメージとしては、メインブランチのそれぞれを、タンスの引き出しのようにしてしまうのです。赤いタンスは、こういう分類の物が入っている。青いタンスは・・・、みたいな風に引き出しの属性を固定することで、分類しやすくなるということです。
そしてその時に、それぞれの引き出しには、我々の五感やイメージに関連した、分類をすることが、ベターだと考えられます。
注意していただきたいことは、この固定された型は、別に絶対に正しいものである保証はないということです。より便利な物をつかうことが大切です。
②オカルトの4大元素を当てはめる。
やばい怪しさが、アクセルシンクロや。
この4大元素とは、(火(水)(風)(地)であり、昔から西洋でこの世界を形作っている根源的性質と思われてきたもので、万物はこの法則に照応(類比)すると考えられてきました。ルネサンス期までの西洋では、この考え方が学問の根底にありました。
現代の科学では、用いられない思考法ですが、昔の人の思想=よりイメージ・感情・五感に近いということで、採用する価値があります。
(あくまで、この4大元素と言う思想にたいして、道具としてわりきり距離を取るか、合えてどっぷり浸かれる人ならば。ただ盲信するひとはカモになります)。
東洋では、陰陽五行に相当します。料理の五目そば等も、おそらく語源は同じでしょう。
(1)火(物質では電気、人の精神ではひらめき、火花)
(2)水(物質では液体、人の精神では感情、ようは連続的なもの)
(3)風(物質では気体、人の精神では論理、言語は分節するもの、かまいたちで切断するイメージ)
(4)地(物質では個体、人の精神では実践、もっとも大切で可能性にあふれた領域)
イメージとして、例えばアイデアを出して、何かを作る時。次のような順番になります。
(1)アイデアがひらめく。
(2)感情でそれが妥当か、良いか悪いか決める。
(3)論理でそれを実現可能な形にする。
(4)実践でためす。
まあようはPDCAサイクルですね。
ただたとえば、水が感情であり、連続的なものであるというのは、色も含めてイメージしやすいので、より分類・定着しやすいということです。
このような型を、あらかじめ、メインブランチとして組み込んでおくことで、分類を可能にしようと、いうものです。
独自解釈と言いましたが、この分け方自体は、カバラという密教のものを参考にしたもので、自分はRaimuさんという方の本をよんで、知りました(そのうち感想書きます)。ですので、マインドマップと併用するという部分のみ、独自の工夫となります。
早速、実践あるのみ。と言いたいところですが、記事が長くなるので、次の記事に掲載します。この記事を読んでいただいてありがとうございます。
ではまたー