１．コンセプト

スネークレインとリミット・リバースに頼らないでヴェノミナーガの現実的な召喚方法を模索する。

毒蛇神ヴェノミナーガと毒蛇王ヴェノミノンを活躍させるためのデッキです。しかし、出せたらほぼ勝ちのナーガのほうは、難易度がかなり高く、まったく召喚できる気がしません。少しでも現実に召喚出来そうな構築を模索してみました。

墓地の爬虫類族×５００の攻撃力になる、レベル８の蛇の王様。戦闘で破壊された時に墓地の爬虫類を除外して復活できる。自身以外のモンスター効果では特殊召喚できない。ヴェノムスワンプというリンクス未実装のフィールド魔法の効果を受けない効果も持つ（調べ直したら、実装されていました、勘違いでした、誤情報すいません）。

ヴェノミノンが効果破壊された時に、ヴェノミナーガを出せる。しかし基本バレバレな上にタイミングが限定された罠カードなので、破壊されやすいのが欠点。

きちんとした条件で特殊召喚できれば、ほぼ勝利と言える、究極のモンスターの一体。

蛇神降臨と自身の効果でのみ特殊召喚。ヴェノミノンの効果に加えて、あらゆる効果を受け付けず、対象にもできない。また戦闘でダメージを与えるたびにカウンターをのせて、３つたまるとデュエルに勝利するという効果も持つ。

ノーマルな構築なら以下の流れがテンプレでしょう。
①スネークレインでヴェノミノンを含む計５体の爬虫類を墓地に送る。
②リミット・リバースで墓地のヴェノミノンを復活。
③リミット・リバースの自壊効果で、邪神降臨を発動。

しかしこれだと、手札消費は計４枚必要であり、コンボに必要なカードも３種類であり、さらにリミット・リバースの自壊効果には１ターンのタイムラグがあり、先にセットした邪神降臨を破壊される恐れも強く、なんとか出てこれたヴェノミナーガも、その時点で墓地が超えていなければ、正直あまり強くありません。

昔のOCGのように、デュエルスピードが速くなく、墓地をためやすければ、中盤以降に上記コンボを発動させるタイミングがあり、実現可能性はありますが、残念ながらリンクスはライフが４０００しかなく、スピードも速いので、墓地を肥やした状態で、上記コンボを発動するのは至難の業です。

そこで今回は、スネークレインと、リミット・リバースは外して、その他の可能性を追求しました。

手札一枚をコストに、デッキからなんと４体も爬虫類族を墓地に送ることが出来る、破格の超強力カード。よくヴェノミノンと組み合わされるが、今回は採用していない。

攻撃力１０００以下のモンスターを蘇生。一見すると他の蘇生罠の下位互換にも見えるが、実は対象モンスターが守備になった時に自壊する効果があり、そちらを含めて考えると、唯一無二の効果となる。あとランドスターの剣士が可愛い。よくヴェノミノンと組み合わされるが、今回は採用していない。

２．デッキと解説

２－１．デッキ

２－２．解説

同胞の絆を活かして墓地を肥やす。

スネークレインに頼らずに、墓地を肥やす手段として、同胞の絆を採用しています。スネークレインと違い、アドバンテージが取れますし、次ターンエクシーズ召喚等をからめると墓地肥やしの能力においても、引けを取りません。

①爬虫類族を召喚（墓地を肥やせるワーム・ゼクスが望ましい）。
②罠等でなんとか相手ターンを耐えて、次のターンにキングレムリンをエクシーズ召喚して、ヴェノミノンを手札に加える。
③また、ダメージ＝レプトルでヴェノミノンを特殊召喚しても良い。
④同胞の絆で３体の爬虫類がフィールドに並び、さらにゼクスの効果で１体が墓地に行き、次のターンでキングレムリンを出し、それらをリリースしてヴェノミノンを召喚すると、墓地には系５体の爬虫類が存在し、ヴェノミノンの攻撃力は、２５００になる。
⑤後述するスキルで、ヴェノミノンを破壊し、邪神降臨でヴェノミナーガを出すことにより、ヴェノミナーガの攻撃力は３０００となり、それなりの数値となる。