「外食感想」中華ソバ 篤々


 

千葉県の京成勝田台駅近く(千葉県八千代市勝田台1-5-27)にある、「中華ソバ 篤々」さんに行ってきました。

このお店はかれこれ2~3年ほど前に勝田台にできた店で、僕は開店初日に行きました。そして今や勝田台というか、八千代市の中でもトップクラスの人気店で、お昼時になると行列になることも珍しくないとか。

味は煮干し系の和風のラーメンです。初めて行ったときはなんとなく蕎麦屋っぽいラーメンだなと漠然と思うだけでしたが、3年程たった今、僕も多少は舌が肥えてきたことだし、再度行ってレビューしてみようと思いました。

(余談ですが、開店日に行ったときに、ラーメンを二杯頼んでいた少し太めな方がいましたが、もしかしたら、有名なブロガーの方だったのかもしれません。)

(店内の装飾や接客は奥様がきれい好きなのか、しっかりと気配りが行き届いています。ご主人は耳が少しお悪いということで、愛想が悪いように思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはないです。)

メニューは煮干しソバ、生姜煮干しソバ、各種トッピング、いつやっているのか限定ラーメン、二ボだしごはん(お茶漬け風にして食べる)、あえだま(そのまま食べられる替え玉)等です。

さて僕は特製煮干しソバ(980円)をいただきました。

スープは、これ系の王道で煮干しの味がガツンとくると思いきや、口に含んだ瞬間はそんなことなく、醤油の味で、そしてその次の瞬間に魚介や乾物の風味が押し寄せてきて、最後はまた醤油の味になるといったような感じです(10秒でたとえると初めの1~2秒は醤油、3~7秒は魚介・乾物、8~10秒は醤油といった感じ)

いやこの表現はただしくありません。実際は全体に魚介の風味がするのです。魚介や乾物がスープの土台をしっかり作っているのです。根本が魚介土台の醤油味でそれがしっかり絡み合っているので、逆に口に含んだ瞬間はそれが魚介とはっきりとはわからないのです。

インパクトのある雄大な味というよりは、繊細な味ですが、中国の思想家の老子の「大きすぎるものは見えない」という言葉を思い出す味の組み立てです。

は、白い細麺で、茹で具合も人によってはやや硬いかなと思われるかもしれませんが美味しいです。スープとの絡みも素晴らしいです。

は低温豚叉焼が柔らか肉肉しく美味しい!卵もとろーり、ということなし。畳いわしをスープに浸して食べると美味しいです。玉ねぎの甘みもきいています。お麩がおしゃれで気分を和ませます。ただ玉ねぎはこの繊細なスープには合わないかなと思いました。

 

こちらが和え玉(200円)です(初めに食券を買って渡し、食べたいときに店員さんに声をかけるスタイルです、カウンターから現金で頼むことは出来ませんが、追加で食券を買うことは出来ます)。

値段が高いように思えますが、一玉分なのでボリュームは十分。和え玉にはタレがついていて、まぜ麺のようにそのまま食べるもよし、スープに入れて食べるもよし、融通無碍です。

自分は始めそのまま食べ、途中でスープに入れました。そのまま食べた感想としては、煮干し醤油味の少し味の薄いまぜ麺という感じです。麺にコシがあるので食べごたえがあり、これだけで十分にお腹いっぱいになります。スープに入れるとタレがついているので、より濃い味のラーメンに変わります。

 

総評としては、かなり繊細な味の組み立ての美味しいラーメンでした。脂が少ないのでやや中高年の方向きかもしれませんね。ただ意外に、(和え玉も食べると)ボリューミーなのでそこは注意です。

これも余談ですが、その日最初に入ったお客にはサービスで叉焼をトッピングしてもらえるそうです。今度は一番に行こうと思います(開店は11時からです)。

今回はここまでです、見ていただいてありがとうございます。ではまたー

 

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