こんにちはRAIMEIです。以前うかがった船橋のラーメン屋さん?「甘味処美松」さん(千葉県船橋市本町4-43-17 京成船橋駅から徒歩5分程度) のレビューをさせていただきます。
このお店は、自分の知り合いの大学の恩師(なんでもラーメンと教育学に関する本を書いておられるとか、気になる方は検索していただけると、おそらくその方のブログが出てきます)が絶賛していたということを耳にし、前々から行ってみたいと思っていました。
元々は甘味処ということで、あんみつやおでん、おにぎり等を提供していますが、20年前からラーメンを提供するようになったということです。
実は船橋では結構な有名店で、事前情報を調べたところ、詳しいレビューが沢山出てきました。うーんこれは僕の書くことは何もないぞ、と思いつつ今この記事を書いています。
それではレビューを、まずは内装です。
甘味処というわけで、通常のラーメン屋さんとは違いますね。アットホームないい雰囲気です。思わずおでんも頼んでしまいそうな。
メニューです。見にくいですけど、おでん、酒、ラーメン、甘味、カレー、ラーメンセット等色々あります。
次にラーメンですが、今回はこのお店の名物であるばか面特製ラーメン(700円)をいただきました。
なぜ「ばか面」というのか、それは船橋の豊漁祈願のおまつり「ばか面踊り」からつけているそうです(内装のところによくみるとお面が飾ってあります)。
さてこのばか面らーめんの特徴を説明するには、具材から説明しなければなりません。乾燥桜えび、アサリのむき身、などかなり特徴的です。
実は、桜えびは、船橋の「海老川」を表現し、船橋産のアサリは「潮干狩り」にちなんでおり、海苔は三番瀬の海苔を使用する等、このラーメンは、船橋そのものを表現するというコンセプトのラーメンなのです。
さて味のレビューですが
スープは鶏や豚の動物系スープです。あまり濃厚ではなく、じんわりとした旨味が口に広がってくる軽やかなタイプです。一見すると昔ながらのラーメンですけど、今までに食べたことのない味で、色々と工夫して独自の味を出していると感じます。ただ濃厚好きの僕からすると、これだけでは物足りないのは事実。おそらくですが、甘味やおでん・酒と食べるともっと美味しいと思います。
麺は、中太縮れ麺。あまり固くなく、スープと良く絡むので、このラーメンとよく合っています。かん水の風味はそこそこあります。
具ですが、桜えびは乾燥のものですので、独特の海の風味をプラスしてくれています。味は特に面白味はないです。煮アサリはこちらも海の風味が強く、塩気のある味わいです。海苔はごめんなさい、正直普通の海苔と違いが判りませんでした。
叉焼はばら肉にしては、脂が少ないものの、肉の味自体が楽しめる感じです。そしておでんの煮卵が乗っているのがポイントで、美味しいです。
総評としまして、一見すると、その特徴的な具が目を引き、普通のレトロ系ラーメンに奇抜な具をトッピングしただけのラーメンにも見えますが、実は細部までこだわりぬいて構成された旨味のある繊細なラーメンだと思いました。
次回うかがった時には、お酒とおでんと一緒にラーメンを楽しんで、最後に甘味をいただくといった楽しみ方をしたいです(今回はお昼休みにたまたまうかがえたのでお酒はNGでした、でも最近飲みすぎかな)。
ここまで見ていただき、ありがとうございます。ではまたー